今の時代は｢学び｣がブームだとか…
テレビ番組などもその系統の企画が多くなっているように感じます。
そして、その種の番組の中で、
｢serendipity｣という言葉を耳にしました。
その意味は…
何かを探している時に、
探しているものとは別の価値あるものを偶然に見つける能力･才能
意味だけでなく音の響きもビビッとくる個人的にお気に入りの言葉になっています。
実際、ノーベル賞レベルの｢大発見｣と呼ばれるものはserendipity的に発見されたものが多いとか…
EXCELを使用中、
意図したのとは違う指の動きが発生し、知らなかった便利な機能を偶然発見する時がありますが、
これはserendipityではなく、単なる自分の勉強不足であり、たまたまのラッキーでしょうね…
話が脱線しましたが…
偶然とは言っても…
｢能力･才能｣とあるように誰でも一様に出逢えるわけではなく、
その幸運を必然的に導く大きな要素が存在するように感じます。
たとえば…
このサイトのTOPにも書きましたが…
将棋界の第一人者である羽生善治棋士
- 三流は人の話を聞かない
- 二流は人の話を聞く
- 一流は人の話を聞いて実行する
- 超一流は人の話を聞いて工夫する
常識といったものにとらわれ過ぎず、独善的にもならず、
あらゆる意見･事象に気を配る姿勢を持つことで世界が大きく広がる。
ありふれた言葉かもしれませんが…
失敗を恐れない･失敗を活かす姿勢を伴いながらの地道な努力･試行錯誤をベースとして、
日頃の小さな経験を積み重ねていくことが大きな発見へと必然的につながるということ。
ちなみに…
英語以外の言語には、
｢serendipity｣と同じ意味を一語で表す単語は存在せず、他言語への翻訳不能な言葉らしいです。
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